筋肉が苦手でも好きなポーズで人体を描けちゃう
デッサン人形でポーズの形を決めて、モルフォ人体デッサンで同じような腕・脚・胴を探し、それを見ながら筋肉の線を埋めていく自分の描き方を紹介しています。
「モルフォ人体デッサン」は人体のバランスがとれるようになったあたりの人から、基本的な筋肉は描けるようになってきたけれど、腕をあげたり曲げたりしたときに筋肉がどう伸びたりしてどう輪郭をとったらいいのかわからない、という段階の方にもおすすめです。
「モルフォ人体デッサン」ってどんな本?
人体作画技法「形態学(モルフォロジー)」の視点から人体の描き方を紹介している本です。
さまざまな動作での骨格や筋肉の様子が満載で、イラスト制作の参考に最適です。319ページにわたり、全身や身体パーツのデッサンが掲載されています。(1ページにつき、全身なら2体ほど、パーツなら3~6個ほど)
新装コデックス版とは
本を開いた状態にしておける、「コデックス」という製本方法が採用されています。ページを開いたまま置いておけるので、模写練習がはかどります。
まずはデッサン人形をポージングしてだいたいのポーズを描く
デッサン人形をポージングしたり、自撮りをしたりして、それを見ながら、またはトレスしてポーズをとっている人体を描きましょう。
「モルフォ人体デッサン」から参考になるページを探し描きいれる
「モルフォ人体デッサン」から同じような動きをしているパーツのページを探します。
頭部と頸部・体幹・肩・上肢・下肢・と章がわかれているので、ひとつの絵を描くのに何か所か参考にしてもよいでしょう(たとえば腕を上げているポーズでしたら腕の筋肉はもちろん、胸筋も腕を上げているポーズのものを参考に)。
本を見ながら筋肉や筋、骨の線を描きいれていきましょう。この時点では筋肉や腱、全ての線を描いてしまいます。
筋肉の線を描いていく
さきほど描きいれた筋肉の線の上に新規レイヤーをつくり、清書していきます。
このとき、全ての線をひろうのではなく、適度に省略していきます。省略具合は好みによりますので、自分の好きなマンガ家さんやイラストレーターさんの絵をよく見て、どの線をとっているか確認してみましょう。下絵の線と別の色で描いていくと見やすいです。
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