各社から出ている充電式クリーナー。置き場所も取らず手軽に扱えて便利ですよね。 ここでは私が最近手に入れた「マキタ充電式クリーナー CL108FDSHW」についてレビューしています。 マキタ充電式クリーナー CL108FDSHWが気になっている方にぜひ読んでいただきたいです。(同シリーズのCL108FDZW・CL108FDSMWについても触れています)
なお筆者はズボラ、掃除が嫌いでなるべく掃除に手間をかけたくないタイプです。
とにかく軽い!とりまわしが楽
「マキタ充電式クリーナー CL108FDSHW」 はコードが無いことはもちろん、横幅が小さく、ホコリを貯めるタンク等も細長く作られており、余分な突起が無いシンプルなデザインなのでとにかくとりまわしが楽です。 ダイニングテーブルの横を通るときや階段など狭いところでの取り扱いも楽ちんです。
我が家ではキャニスター型(本体とヘッドが別になっておりホースでつながっているタイプ)の掃除機と2台使いしていた時もあったのですが、すぐにキャニスター型はまったく使わなくなってしまいました。
充電池込みの重さは約1.3kg。身長160cm、筋力が少ない自分が、重くなく感じるくらいなので、筋力がある人にとっては軽々だと思います。 ただこれは充電池が小さい (BL1015) L108FDSHW を使った感想なので、充電池が大きい(BL1040B) CL108FDSMW の方 だとカタログ値で100g増しになるので、筋力の無い人には重く感じるかもしれません。
個人的には家庭での掃除機がけには私が購入したCL108FDSHWか、これ以下のサイズ(CL106FDSHW)が、軽くて扱いやすいので良いのではないかと思います。後述しますが使用できる時間や吸引力は十分ですので。
自分はマキタの充電式クリーナーを使うのはこれで2台目なのですが、マキタの品はとにかく他のメーカーの品と比べても形状がシンプルなところが気に入っています。凸凹が少ないことで扱いやすいうえ、本体につくホコリや汚れなども少ない・目立たないですし。
(楽天のリンクはマキタ専門店のCL108FDSHW のページにリンクしています。Amazonでお求めの際は充電池・充電器が付いている型式か確認して商品を選んでくださいね。)
徹底的にかがまなくて良い!
これはマキタの、というわけでなく縦型クリーナー全般の特徴ではありますが、とにかくキャニスター型掃除機と違い、コンセントの差し込みや電源コードの引き出し、ゴミ捨てなどのためにかがまなくてよいということが楽です。
かがまなくて良いので、「今からやるぞ!」と思い立った掃除機がけでなく、突発的な掃除をするにあたって瞬発力の高さが違うというか…。ネコがトイレ砂を散らかしてしまった場合など、壁からサッと掃除機を取り、散ってしまった砂類をザっと吸い込み、猫トイレを足でずらし、取れなかった砂をまた吸い込む。吸い込んだゴミ等は立ったままゴミ箱の上で集じんカプセルを開けてゴミを捨てるということができます。かがまなくて良いのがとにかく楽です。
シンプル・説明書要らず
家電で地味に困るのが、現物を見ただけでは分からない謎のボタン・メーカーオリジナルの謎の機能。マキタの掃除機にはそういったものが無く、説明書も見ずに使い始めてもわからないことはありませんでした。構造もシンプルなので、ゴミを捨てる、フィルターの交換等などの作業でも悩むことがありません。
1度の充電で長く使える・充電が早い
マキタの充電式クリーナーで使用するLi-ion充電池は7.2V、10.8V、14.4V、18Vと4種類あります(2021年7月時点)。私が使っているクリーナーは2番目に小さい10.8V充電池を使う「CL108FDSHW」です。
満タン充電した後使えるのは13分ほど( 「強」つけっぱなし ・パワフル使用無し)でした。 カタログ値で標準:約25分/強:約12分/パワフル:約10分 とありましたので、ほぼカタログ値どおりですね。
2部屋・LD・キッチン・廊下・玄関・脱衣場…と我が家の掃除機をかけたい場所全てを回っても使える時間はまだ余るくらいです。1回の充電で掃除機を使える時間は充分といえます。
吸引力は12分くらいのところで落ちてきたかな?と思う程度で「吸引力があるのはバッテリー満タンの最初だけ」というようなことは全くありません。最初からほぼ最後まで強い吸引力です。
また「弱・強・パワフル」のモードがありますが、普通に掃除する際には「強」の吸引力でちょうどよく、「パワフル」は使用しなくても吸引力充分です。
私は何かこぼした時にピンポイントでサッと一瞬で掃除を終わらせたいときにだけパワフルは使用しています。
使い切った充電池をフル充電するには22分かかりました。こちらもカタログ値どおりでした。
カプセル式・紙パック式どちらを選ぶ?
マキタの充電式クリーナーを購入する時に迷ったのが、ゴミの集じんがカプセル式のものか紙パック式のもの、どちらにするかです。結果コストパフォーマンスが良いかな?と思ってカプセル式にしたのですが、充分満足しています。 ゴミ箱にセットしたゴミ袋の上で本体をねじって分割。そのままごみを落とせばOK。とにかく簡単にゴミが捨てられて便利です。からまって落ちないゴミは掃除機のフチで軽くこそぐ感じで落としています。紙パック式でないことでゴミを触らなければならないかな?と心配だったのですが、カプセル式でも手は汚れないです。 また一応捨てるときにゴミを確認できるので、大事な物を吸い込んでしまっていないか。どんなゴミが多いのかなど確認できるのもカプセル式ならではと思います。 さらにゴミ捨ての頻度を減らせる別売りのサイクロンアタッチメントもありますが、無くても不自由やストレスはありません。大きくなってとりまわししづらくなるデメリットの方が気になります。
古い型のマキタ充電式クリーナーからの買い替えもおすすめ
私はこの掃除機の前にもマキタの充電式クリーナーを10年ほど使っており、今回は同じマキタでの買い替えです。 以前に使っていたものは「マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100D」で、工事現場やJRの車内清掃(終点でとまった数分の間にスタッフが素早く車内を掃除をしているあれです。)にも使われていると聞き、これはパワーがありそうだと思って購入しました。 そちらも大変満足して使っていたのですが、10年ほど使用してさすがに充電池がヘタってきましたので今回買い替えました。 「マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100D」のとりまわしのしやすさ、吸い込み力にも満足していましたが、買い換えた「マキタ充電式クリーナー CL108FDSHW」はさらにパワフルで驚いています。安いですし買い換えて良かった!と、とても満足していますよ。
「マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100D」で使用していた使い捨てのフィルタと、フィルタをセットするカゴ「プレフィルタ」が同じものを引きつづき使用できたのが嬉しいです。 プレフィルタは汚れが気になったとき、たまに水洗いをするので洗って乾かしている間にも掃除したい場合に便利。掃除のあとに水洗いをすればいいのですが掃除する前に気になった!というときがあるのです。(計画性が無い)
充電池が別のマキタ製品と共通で使える
余談ですが、マキタ製品の充電池は同社の別の製品と互換性があり、電池部分を別の製品と共有することができます。このマキタ充電式クリーナー CL108FDSHW・CL108FDZW・CL108FDSMWに使用する充電池「リチウムイオンバッテリLi-ion スライド式仕様」(BL1015 BL1040B)の場合は草刈機やインパクトドライバ、LEDライト、また面白いところではコーヒーメーカーなども使用できます。
じつは充電式クリーナーの高価な部分はこの充電池(と充電器)の部分です。 16,000円台~20,000円弱で販売されているマキタ充電式クリーナー CL108FDSHW・CL108FDSMWも、充電池・充電器無しなら5,000円台で購入できるのです。 もし草刈り機や芝刈り機を使うお宅なら充電池を共有できるもので揃えた方が絶対にお得です。共有することで物を増やさないで済むというメリットもあります。
(マキタの他の充電池でも充電式クリーナー・芝刈り機・電動ドリルなどで共有できる充電池があります。ここではリチウムイオンバッテリLi-ion スライド式仕様で使える組み合わせをおすすめしていますが、各々の家庭で使うものが多く共有できる充電池を選ぶのが良い場合もあります。詳細はマキタ公式カタログを確認してみましょう。) マキタの公式オンラインカタログはこちら
とにかく楽!気楽にお掃除ができる
クロゼットなどにしまわずに、壁にフックを作って引っかけておけば、掃除を思い立ったときにすぐに使えます。使い終わった後に充電をして、掃除機に充電池をセットしておいても使わずにいる間に放電してしまうこともなく、いつでも充電がある状態からパワフルにストレスを感じずに掃除ができます。とりまわしやすいから、床に多少物があってもよけながら使える。吸引力も申し分ない。そんな「マキタ充電式クリーナー CL108FDSHW」。 掃除機を出す、使うのが面倒なズボラさんや筋力が無い方にもおすすめです。
楽天のリンクはマキタ専門店のCL108FDSHW のページにリンクしています。Amazonでお求めの際は充電池・充電器が付いている型式か確認して商品を選んでくださいね。