前回、試験監督のアルバイトをするにあたり用意したい持ち物について記事に書きました。今回は持ち物以外で準備しておくことについて書きたいと思います。何回か試験監督のアルバイトをこなしているうちに不必要になる情報かもしれませんが、はじめての試験監督のアルバイトをする前などに参考にしていただければと思います。
配布されたマニュアルをしっかり読み込む
試験監督のアルバイトに採用が決まると、<当日どのように動くか>を詳細に記載されたマニュアルが郵送で届くと思います。まずはそれをしっかり読むことが大切なのは言うまでもありません。
ただ、前日までに読んで当日を迎えても、いざ試験室に入ったら緊張で頭真っ白…となってしまったり、イレギュラーな出来事に対してどのように対応したらよいかマニュアルに書いてあったのに忘れてしまったり、ということがでてきます。
そうならないために、自分はマニュアルの大事なところだけをまとめた「カンペ」「あんちょこ」を毎回の試験前に作成しています。
試験監督のアルバイト用あんちょこを作る
あんちょこはB5やA4のコピー用紙1枚にまとまる程度にします。
書いておくことは、主に次の項目です。
- 受付時に確認すべきこと、受験票が無い場合や住所変更などを申し出られた場合の対応等
- 試験室への入室時間
- アナウンス開始時間、そのとき自分は何をするか(扉を閉めるなど)
- 受験する人が机の上に出しておいてよいものチェックリスト
- 問題用紙、回答用紙を配る順番・欠席者に配るか否か、配る際に確認事項があればそれも
- 試験開始時刻
- 遅刻者への対応
- 本人確認がある試験などはその方法
- 巡回時に注意すること
- 途中退出可能な時間
- 試験終了時刻
- 解答用紙回収方法、問題用紙回収するか否か等
- 主任監督である場合は補助監督に伝えておきたいこと、打ち合わせしておきたい内容など
- マニュアルを読んで疑問点があれば当日本部に聞くこととしてまとめておく
そのほか
- 忘れ物をした受験生に筆記用具などの貸し出しはOKかNGか
- 自分が書類に記入する筆記用具は鉛筆かボールペンか
- 解答用紙破損などで新しいものを渡す際の注意
上記のことや、マニュアルを読みながらこれは書いておいた方がいいなということを紙に書いて、試験中持ち、常に確認するようにします。
マニュアルももちろん常備し、開けて確認したいところには付箋などを貼って、素早く開けるようにしておくとよいでしょう。
時計を合わせておく
監督時に使う腕時計も正しい時間に合わせておきましょう。前に合わせたというときにも、少しずつずれていくものですから、前日に合わせなおしましょう。電話の時報(117)を使い、秒単位までしっかり合わせることが大切です。
会場までの地図を用意
グーグルマップ等に会場の住所を入れて、場所の詳細と家からの経路、かかる時間まで確認しておきましょう。車で向かう場合はカーナビに登録してしまうのもよいでしょう。
地図上での場所が分かっても、実際現地に行ったときに、駐車場が無い!会場が見つからない!建物が見つかっても会場入り口が見つからない!建物に入れたけれど本部が見つからない!などいろいろなトラブルが考えられます。集合時間ぴったりでなく、集合時間の15分前には会場に着くように出発時間を計算しておきましょう。
特に広い敷地の大学などは迷ってしまうことも多いです。
集合までに必要な情報も見やすいところへメモしておこう
メールなどで当日の集合場所などの詳細が送られてきている場合がほとんどだと思いますが、いざ遅刻しそうだったり、集合場所がわからず慌てているときにメールを探すのは結構な手間になります。ですのでマニュアルが送られてきた封筒などに、次の情報も記載しておくと安心です。
- 会場住所
- 集合時間
- 集合場所
- やむを得ず遅刻してしまうなどの時の連絡先電話番号
- 派遣会社における自分のID番号
- 持ち物
- 出発時間
こうしてみると結構準備することがありますね。緊張してきましたか?緊張してもしっかり事前に準備をしておけば安心です。
それでは試験監督バイト、頑張ってくださいね!