長井龍雪監督、岡田 麿里脚本の劇場アニメ「空の青さを知る人よ」を観たときの感想です。
当時、監督や脚本の方の他作品は観ておらず、あらすじなどの前情報もほとんど知らず、ただtwitterで信頼できるフォロイーさんがベタ褒めしていたので映画館へ観に行きました。
観た直後の感想は「今の自分には生涯映画ランキングベスト1だ…観て良かった…ていうか作ってくれたことに感謝…脚本さん同時代に生きていてくれてありがとう…(脚本にとくに感銘を受けたので)」でした。その後岡田麿里さんの名を知り「鉄血のオルフェンズ」を全話観ることになりました。
映画「空の青さを知る人よ」ひとこと感想・考察
以下映画「空の青さを知る人よ」を劇場で観た直後に自分がtwitterでつぶやいたものをまとめたものです。
- 過去いろんなものに縛られてるような気がして選ばなかったり選べなかったりがあって、その気持ちが成仏してない自分にぴったりの映画だった。アンサーももらえた…。生涯観た映画暫定1位!観たタイミングもよかったのだと思う。
- 地方から都会に出たかったけど出なかったひとや最初からなんとなく都会に出る選択をあきらめてしまったひとや、出産・育児でキャリアが半端になってしまっている母たちにも激烈におすすめ。
- 何者かになりたかった過去とか、なんとなく縛られて選べなかったもの・選ばなかったものがあるひとにめっちゃ刺さると思う(刺さった)
- あと「そうそう一晩寝たくらいのあっという間に中年だよね!」感がすごい
- 「空の青さを知る人よ」でリアリティー~!!と思ったのは子どもの感じ。子どもって親兄弟友達以外には、それほど朗らかでもなくて、あんまり返事しないし、ぶすっとしたりするよね。音楽とかに深く興味持つ子ならなおさら…(偏見)
- 自縛っている自分は過去に確かにいて、それをどう処理しようか(浄化?とか肯定とか?)ずっと思いあぐねてる部分があるんですけど、「自縛ってる過去の自分が納得できる自分になればいい」「いまはその途中」っていう最高のアンサーもらえたので最高。ブルレ出たら買う。
- それから、カップルが長くつづくかどうかって、面白く感じるギャグが共通してるかどうかが重要かもしれない…と思った(しんのすけのモノマネのシーン)
- これは私が勝手に思ったことで、全くそういうことではないのかもしれない。でもあれで二人が仲いいのなんか納得しちゃった。
- 自分は音楽通ってないんだけども通った人は折々に映るギブソンのロゴ見る度に胸がぎゅっとなるやつなのでは…とも思った
以上です。ブログにアップするために感想を見直していたら、もう一度観たくなりました。ブルーレイ出たら買います!