アスペルガーの夫がなぜ私の話にずれた答えを返してしまうのか推測と対策

花 アスペルガー
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ASDのひととの会話

話がずれる、聞いてもらえていないと感じていた

ASD(アスペルガー症候群)の人と会話をしているときに、「どうしてこの人は私の話を聞いてくれないんだろう」「どうしてこの人は話をずらして返してくるんだろう」と思ったことはありませんか?

私は夫と話していてよくあります。そこからこじれてケンカになったりも。それでずーっとどうしてこうなってしまうんだろう、と考えていましたが、ある時ふと理由が分かった気がしたので書いておきます。

仮説をたてるもとになった過去のあれこれ

これから書くことはあくまでも仮説です。そして我が家の夫(ASD診断済み)だけのことなのか、他のASDの人にもあてはまることなのかはわかりません。

どうしてそう思うに至ったかは過去に以下のようなことがあったことからです。

  • 夫がWAIS ( ウェクスラー成人知能検査 )を受けた際にWM(ワーキングメモリー・ 作業記憶/作動記憶、短い時間に脳内に情報を保持・処理する能力のこと)が低く出ていたこと
  • 夫は四字熟語とかが好き(だけどこちらが話している内容と微妙に意味がずれていること多し)
  • 夫は「自分で考えたことと口に出したことが微妙に違う。『そんなこと言いたいのじゃないのに…』と思うことがある」って言っていた
  • 私が話したことを頭の中または口に出して復唱してから考えたらいいよ、って言うと夫は復唱でなく、<文章>→<単語ひとつ>とかに変えてくる。(もちろん文章が単語ひとつにまとまるはずはないので、すでに私が言ったことと意味が変わってる。本人がとても気を付ければ復唱できる)

私が夫(ASD)に対してなにか話をしたときに夫の中で起きていること仮説

「聞いたことを【圧縮】してから自分のなかへインプット」

高解像度の画像を低用量のjpg画像に圧縮するみたいに言葉を圧縮しているのではないか。

(圧縮するうえでひとつの単語にしているのか、短い文章にしているのか、四字熟語みたいなものにしているのかはわからない)

その【圧縮 】 したことを【解凍】 し、(私が話したこととは微妙に違っている)それについて考えている(もしくは圧縮したままで考えているのかも)

考えて出てきたことを【圧縮】してさらに言葉にするときに【解凍】して口に出している

結果、「私が話したことがら(A)について夫が考えた答え(B)」ではなくて「私が話したことがら(A)を【圧縮】 し【解凍】した私が話したことと違うものになったことがら(A’)について考えて(B’)または(C)、それを【圧縮】し【解凍】して口に出したもの(B”)または(C”) 」が返ってくることになっているのではないか。

解決策(お試し中)

【圧縮】しないように本人に気を付けてもらう

その後とにかく人の話を聞くときには【圧縮】をしないように、と本人に気を付けてもらっているのですが、そのときは話がよく通じているような感じです。

ただ、夫と私が欲する「会話」をするためにはまだハードルは多そうです。

ハードルのひとつは、私が考える、そして欲している会話は「相手の話を聞いて、自分が思ったことを返す」なのですが、夫が思う「会話」というものが「相手の話のなかの単語を拾ってそこから連想したことを返す」っぽいということです。

というか「思う」「考える」という言葉の定義が違うような気もします。夫の中では「思う」「考える」とは「単語から連想されることがら」になっているような。

また何か気づいたときに書きます。